3月から就職活動が解禁されますが、コロナ禍になってから対面の面接だけでなく、オンライン面接を取り入れる企業が増え始めました。
特に女性の就活の場合、お化粧をするのはもちろんのこと、髪型にひと工夫を入れるだけで、面接官の印象が変わります。
今回は、女性が就活する中で面接官に好印象の髪型を徹底解説していきます。
就活をこれから始めようと思うけど、どんな髪型がイメージアップにつながるの?と、気になる女性の方は必見です。

地方国立大の文系を卒業して現役の人事として活動しています。元々はキャリアコンサルタントとして学生向けの就活支援を行っており、毎年数百名の就職サポートをさせていただきました。最近は特に、オンライン就活のトレンドやマナーや作法に興味関心があります。
女性の就活で触覚を作るのはNG?

触覚を作ると年齢より若く見られたり、顔を小さく見せたり、目を大きく表現できたりします。
しかし、就活ではNGです。特に前髪が目にかかっていたら、表情や言いたいことなどが面接官の頭に入らなくなるでしょう。
面接官は目の表情をよく見ています。清潔感とさわやかさを第一に考えた髪型にしましょう。
就活で好印象な髪型3つ
面接官は顔や表情の印象だけでなく、髪型もしっかりチェックしています。
そこで、就活で好印象な髪型について3つ紹介していきます。
好印象な髪型にすることで、面接官に好感がもたれ、スムーズに会話にすることもできます。
ヘアスタリングをした清潔感のある髪型
スタイリング剤をつけると、ベタつきが嫌な方っていますよね。
しかし、スタイリング剤をつけた方が断然髪型も決まりますし、ツヤ感を出すこともできます。
髪がキレイな人は、たいていはスタイリング剤を使っています。
特に毛の束感を表現することで立体感をプラスできます。
スタイリング剤は固めのワックスやバームを使用し、しっかりと指でスタイリング剤を伸ばして、毛量を少量ずつつまむように仕上げていきましょう。
最近のスタイリング剤はベタつきも少なく、使用感がいいものもたくさんあります。
スタイリング剤を使用することで、清潔感を面接官にアピールすることもできるので、ぜひ自分に合ったスタイリング剤を購入しましょう。
おでこや耳を出した表情が面接官に伝わりやすい髪型
おでこや耳を出すことで、面接官の印象がガラリと変わります。
サイドの髪を耳にかけるだけでもイメージが違うのです。ちなみにですが、髪型にも美しいバランス、いわゆる黄金比といったものがあります。
それは、ひし形を作ることです。その中でサイドの髪を耳にかけることで自然なひし形になるので、ぜひ試してみてください。
お辞儀など動いても崩れにくい髪型
お辞儀をするときに髪型が崩れてしまったら、せっかく整えた髪型が台無しになってしまいます。
そこで、お辞儀するときや動きまわったりしたときでも崩れにくいような髪型にするよう気をつけましょう。
前髪が目にかかる長さの場合は注意してください。
動いても前髪が目にかからないように調整するようにしてください。
女性の就活でおすすめしたい4つのヘアスタイル

面接を通過するために面接の内容だけでなく、身だしなみにも注意が必要です。
これから就活でおすすめしたいヘアスタイルを4つ紹介していきます。
自分に合ったヘアスタイルを取り入れていきましょう。
自分に合ったヘアスタイルを見つけたら、自分に自信を持たせて思い切って面接に挑むことも可能です。
清潔感のある一つ結び
一つ結びはやはり王道のヘアスタイルですね。
ちなみに同じ一つ結びでも、高い位置に結ぶと若々しい印象を表現できますし、低い位置で結ぶ場合は落ち着いた印象になります。
自分が面接官にどのような印象を与えたいかによって、結ぶ位置を変えてみてはいかがでしょうか。
明るく活発な雰囲気のショートヘア
私はショートヘアは似合わないと思う方がいるかもしれませんが、ショートヘアはどんな人でも似合う髪型です。
理由は、前髪や顔のシルエット、毛先のラインなど工夫できるポイントがたくさんあるからです。
他にも、ショートヘアはトップや後頭部のボリュームを出しやすい分、髪がつぶれにくくなることもメリットになります。
ショートヘアは明るく活発な雰囲気を面接官に与えることもできます。
真面目で清楚なボブヘア
ボブヘアは、毛先を同じ長さで直線的にカットした髪型のことで、ワックスなどのヘアスタイリングで毛先のラインを強調することもできます。
他にボブヘアのような髪が短めの場合はストレートアイロンを使って束感を出してボリュームを際立たせることもいいかもしれません。
そして、ボブヘアは清楚で真面目な印象を面接官に表現することも可能です。
知的な印象を与えるお団子ヘア
お団子ヘアはあまり就活で見られないと思いますが、NGな髪型ではありません。
お団子ヘアをするメリットは知的な印象を面接官に与えることができます。
特に、面接では知的な印象をアピールすることで、周りの就活生と差をつけることも可能です。
触覚以外も気をつけたい! 就活では避けるべき女性の髪型3つ
触覚を作る以外にも気をつけておきたい髪型はあります。
就活で避けるべき3つの髪型を紹介していきます。
せっかく面接の受け答えがよかったとしても、髪型の印象が悪いと面接を通過できない場合もあります。
逆に、髪型に気をつけることで、面接官に好印象を与えることもできるので、かなり重要な内容です。
「遊んでいる」と思われる明るい髪色
髪を染める髪型をする時に、明るめの髪色は面接官は「この方はヤンチャで遊んでいそうだな」と、いう悪いイメージがついてしまうことがあります。
金髪や明るい茶髪は印象が悪くなります。
身だしなみで印象が悪くなってしまうと、いくら内容が良い受け答えをしたとしても悪い印象のまま面接が終わってしまいます。
髪色は明るすぎない髪色にするように注意してください。
ピンが見えてだらしなさを感じる
女性の場合は髪をとめるピンがあからさまに見えてしまうとだらしなさを感じてしまいます。
ピンを隠すには縦にさすのがおすすめです。
ピンを毛束に向かって縦にさすのがよく、落ちてこないし目立たなくなるので気をつけましょう。
眉毛にかかってしまう前髪
最後に注意してほしいのは眉毛にかかってしまう前髪です。
たとえ髪型が面接官にいい印象を与えたとしても、眉毛に前髪がかかってしまうと少し残念です。
眉毛が見えることで顔全体がはっきり見えるので、さらに面接官の印象がよくなります。
前髪は目にかかることだけでなく、眉毛にかかってしまわないように意識しましょう。
眉毛は顔の一部になりますので、顔全体が見えるように前髪を流したりするなど調整してください。
まとめ

いかがでしたでしょうか。就活で好印象な髪型を解説してきました。
面接に通過するには、面接の内容が良くても通過しない場合が実際あります。
極端な例になりますが、グループ面接で同じくらいの面接の内容がよかった就活生が2人いたとします。
そこで、面接官に判断される基準は見た目なのです。
その中で髪型は最も判断基準が大きいので、就活で悔いを残さないためにも好印象な髪型で面接に挑んでいただければと思います。

地方国立大の文系を卒業して現役の人事として活動しています。元々はキャリアコンサルタントとして学生向けの就活支援を行っており、毎年数百名の就職サポートをさせていただきました。最近は特に、オンライン就活のトレンドやマナーや作法に興味関心があります。