テレビや新聞などのマスコミ業界は、長年新卒就活でも人気の業界です。
そのため、志望度が高く要求されるレベルは大変高いものになります。
内定をもらうには、早い段階からスケジュールの流れを把握しておいて対策することが重要になります。
今回はマスコミを志望される学生の、就職活動のスケジュールや流れについてご紹介していきたいと思います。

地方国立大の文系を卒業して現役の人事として活動しています。元々はキャリアコンサルタントとして学生向けの就活支援を行っており、毎年数百名の就職サポートをさせていただきました。最近は特に、オンライン就活のトレンドやマナーや作法に興味関心があります。
マスコミ志望の就活スケジュールの流れ

それではまず、マスコミを志望される方の就職活動のスケジュール全体の流れをご紹介したいと思います。
就職活動の開始時期としては3年生の3月〜5月頃など、サマーインターン前から始める方が多いようです。
マスコミの選考時期は、通常の選考時期よりも少し早めになりますので、対策もそれに先駆けて行う必要があります。
またマスコミならではの対策なども必要となりますので、時間のある時にしっかりとスケジュールを調整をして対策をする必要があります。
それでは今回は、マスコミ業界の就職活動のスケジュールについて、それぞれ詳しく説明していきたいと思います。
夏休みまで

それではまず就職活動を始めてから、夏休みまでのスケジュールについてご紹介したいと思います。
この時期はこれから就職活動を始められる方も多くいる段階で、最初の下準備や対策をする方が多いようです。それでは詳しく説明していきます。
企業を分析して把握する
まず初めに行うこととして、企業分析して全体観を把握すると言うことがあります。
特にマスコミ業界は、会社の数や業界の数も多くあり、具体的にどの企業に興味があり、どのようなことを行いたいのかを具体的に把握することが重要となります。
そのためには、マスコミ業界をしっかりと分析することや、職種や職業等を把握することも大変重要となります。
こうした企業分析は先行時期が早いマスコミにおいては、就活を初めてすぐに取り組むことがポイントです。
自己分析を行う
自己分析を行い、自分の性格やこれまでのエピソードの整理などを行っておくというのも重要になります。
マスコミを志望される場合は、選考時期が早いため面接対策を今の時期から行うことが重要となります。
特に自己分析をゆっくり行う事は、この時期にしかできないオススメのアクションです。
やはり本選考が始まってくると、スケジュール的に忙しくなるので、自己分析に時間を割くことができません。
就活を始める場合は、まず自己分析を行って自分の性格を確認し、なぜマスコミなのかを理由を明確にすることが重要です。
インターン中はパフォーマンスを上げる
サマーインターン中は、当日の活動も大変重要となります。
特にマスコミのインターンですと、その活動の結果や評価が本選考につながることも少なくありません。
そのためサマーインターンが始まるときには、当日にパフォーマンスが出せるように社会人としての基礎能力を把握しておくことや、ビジネス本などを読むことも有効です。
本選考開始時期

夏休みが終わるといよいよ本格的に選考が始まってきます。
特にマスコミは選考時期が早いので、早い段階から就職活動の対策をされる方が多いようです。
選考対策
まずは、選考の対策を行うことが重要であると思います。
例えば、本選考で深く質問される学生時代頑張ったことや、自己PRのエピソードのブラッシュアップはこのタイミングで完璧にしておきましょう。
様々な方に壁打ちを行うことや、模擬面接を行うことで多角的な視点を得ることが重要です。
OB訪問
面接対策と並行して、OB訪問を行うことも大変重要となります。
先輩や知り合いなどにマスコミで働いている方がいれば、直接お会いをして質問をしてみましょう。
この時、自分が今考えている志望動機や、将来やってみたいことなども併せて聞くことで、実際の業務とのギャップを確認することもできます。
OB訪問に関しても、本選考が始まると忙しくてなかなか時間を割くことができないので、この時期に早めに行っておくことをお勧めします。
一般教養や業界に関わる知識
マスコミ業界の就職活動の特徴として、選考のどこかの段階で一般教養やその会社に関わる知識を聞くような質問を行うこともあります。
例えば、テレビ番組や出演される俳優の情報、最近自社で行われている活動の情報などがあります。
マスコミを志望される場合は、もちろんマスコミが好きで普段から情報チェックされているとは思いますが、自分の興味関心によって知識が偏りがあることも少なくありません。
そこで、企業ごとに一般的に知っておかなければいけない情報を集めておくというのもこの時期重要なことです。
本選考
本選考は3年生の冬以降から本格的に始まります。
本選考が始まったときにはどのような行動をすれば良いのか説明したいと思います。
早めの行動で差別化
エントリーが始まった時は、早めに行動することで差別化を図りましょう。
マスコミ業界では、2次募集や3次募集が行われる企業もあります。
しかしながら出来る限り早く応募することで、志望度の高さをアピールするとともに、対策を早く行うことが重要です。
後回しにすることなく、先駆けて行動することを心がけましょう。
入社の意思を固めていく
マスコミ業界の特徴として、選考は何度も面接が行われ長くなることがあります。
そこで、実際の入社の意思であったり、志望度の高さ等は実際に面接を行いながら徐々に固めていくと言うのも手です。
そこで、逆質問などうまく交えながら、自分の志望動機などブラッシュアップをしていき、最終面接まで持っていくことが重要です。
おすすめのスケジュール管理方法

マスコミを志望する場合には、このように早期からの行動を意識し、スケジュール管理を行うことが重要です。
スケジュール管理はアプリによる一括管理がお勧めです。
通知機能や締め切り機能などをうまく使いながら、予定を忘れずに行うことが重要です。
Jobhunは就職活動に特化したスケジュール管理アプリで、エントリーシートや面接練習など様々な機能がアプリ1つで行うことができます。
特に早期から選考が始まるマスコミ業界では、こうした管理が大変重要となるのでぜひインストールしてみてください。

まとめ

今回は、スケジュールの中でも、マスコミ業界をトピックとしてご紹介していきました。
マスコミ業界は就活生にとって大変人気な業界になりますので、早期から行動することで差別化を図ることが大変重要となります。

地方国立大の文系を卒業して現役の人事として活動しています。元々はキャリアコンサルタントとして学生向けの就活支援を行っており、毎年数百名の就職サポートをさせていただきました。最近は特に、オンライン就活のトレンドやマナーや作法に興味関心があります。