就活では、ガクチカを話さなくてはいけない時が何回もあるかと思います。
今回は、大学生の中でも比較的メジャーなエピソードから、ガクチカの例文や評価されるポイントをご紹介していきたいと思います。
これからガクチカを作りたい、エピソードを練っていきたいという方は是非ご参考にしてみてください。

地方国立大の文系を卒業して現役の人事として活動しています。元々はキャリアコンサルタントとして学生向けの就活支援を行っており、毎年数百名の就職サポートをさせていただきました。最近は特に、オンライン就活のトレンドやマナーや作法に興味関心があります。
受かるガクチカの書き方は?

まずは、受かるガクチカとそうでないものの違いについて確認しておきましょう。
以下の点は、ガクチカでは大変重要になります。
・結論ファーストになっているか
・客観的な視点があるか(独りよがりの内容でないか)
・課題、原因、結果は一眼見て明らかか。
人事の方は何千何百とESを見るので、一度見た時に内容がわかりやすく、なおかつ客観的に納得感のあるものであるかということが大変重要です。
受かるガクチカと落ちるかガクチカの違いをしっかり把握しておくことが大変重要です。
これから本格的にガクチカ作りを始めるという方は、まずはこちらの記事を是非参考にしてみてください。
アルバイトの例文

まずはアルバイトの例文のご紹介です。
アルバイトを行っていた大学生は多く、ガクチカでもアルバイトのエピソードは定番となっています。
アルバイトでガクチカを書く際のポイントは、以下の通りです。
・どんなバイトだったか、わかりやすく短く書く
・バイトでは自分がどんな役割で、どんな課題があったかを明確にする
・結果的に、どのような成果を上げたのか書く(売り上げ、新人教育、顧客満足など)
こちらの記事では、他にもアルバイト経験の例文を5つご紹介しているので、是非参考にしてみてください。
長期インターン

長期インターンは、社会人に近い経験をしていることもあり、就活でも多いに使うことのできるエピソードとなっています。
長期インターンをガクチカで書く際は、特に以下のポイントが重要になります。
・インターン中の役割や活動をわかりやすく説明する
・苦労した点や、難しかった点を挙げる
・自分自身がどんなことを学んだのかを書く
やはり、インターンでどんなことを行い、何を学んだのかが大変重要になります。
長期インターンをガクチカで書く際には、他にもいくつかポイントがありますので、ぜひ対策をして挑むようにしましょう。
体育会系

大学生の中には、体育会に所属をしており、大学生活の多くを練習や試合に打ち込んできたという学生の方も多いのではないでしょうか。
体育会のエピソードは、人事からウケがいいことも多く、就活のガクチカとして話すことが可能です。
特に体育会系の場合は、以下のポイントに注意してガクチカを書きましょう。
・目的何か?(大会優勝、記録更新など)
・どんな努力を行なってきたのか
・結果はどうだったのか、振り返ってどう考えるか
体育会のガクチカは特に、客観性と自主性の両方が求められます。
ただチームで言われた通りに活動していたというだけでなく、自分で考え行動した取り組みを話すように心がけましょう。
体育会系の活動をガクチカで書く際は、こちらも非常に参考になります。
部活

大学では、部活動が非常に盛んな学校も多くあります。
部活動も、文化部運動部に限らずガクチカでエピソードにすることが可能です。
・目的、目標は何か(特に文化部は注意!)
・部活動の中で起きていた課題や問題は何か
・自分は部員の一員としてどのような活動をしたのか
部活動では、集団の中で自分がどういった役割を担っていたのかという点が注目されやすいです。
集団経験は、ガクチカでは1つは持っておきたいエピソードであり、部活動はそれが作りやすいためおすすめとなっています。
部活動をされていたという方は、是非こちらの記事を参考にしながら、1つ作成してみることをお勧めします。
まとめ

今回は、大学生に関わるエピソードでの、ガクチカの作り方についてご紹介させていただきました。
ガクチカは、面接に進むために最初に必要となってくる重要なものです。
是非自分の経験を振り返りながら、就活で話せるエピソード作りをしておきましょう。

地方国立大の文系を卒業して現役の人事として活動しています。元々はキャリアコンサルタントとして学生向けの就活支援を行っており、毎年数百名の就職サポートをさせていただきました。最近は特に、オンライン就活のトレンドやマナーや作法に興味関心があります。