就職活動をするにあたり、履歴書の提出は欠かせません。
履歴書の作成で必ず伴うのが証明写真です。証明写真は自分の顔の印象を相手に伝える大切なものです。
写真の写り方ひとつで相手に与える印象は大きく変わってしまいます。
そのくらい証明写真は企業にとって重要な判断要素です。
ではどのような対策をしたらよいのか?今回は証明写真が良くなる髪型について解説していきます。

地方国立大の文系を卒業して現役の人事として活動しています。元々はキャリアコンサルタントとして学生向けの就活支援を行っており、毎年数百名の就職サポートをさせていただきました。最近は特に、オンライン就活のトレンドやマナーや作法に興味関心があります。
企業が初めて就活生を見るのは証明写真!好印象に見える髪型とは?

企業が面接する際に就活生を初めて見るのが証明写真です。
企業は履歴書に貼られている証明写真をまず確認します。
履歴書の経歴などから人間性も少しは見えますが、やはり第一印象は顔です。
証明写真では顔と髪型を相手に見られます。
多くの就活生の中から面接する人を決める上で、見た目はかなり重視されるポイントになります。
特に男性の場合は第一印象を決めるポイントとして「髪型」を重視している企業も多くあります。
そのため証明写真に写る顔と髪型がとても重要になってきます。
顔は整形でもしない限り変えられませんが、髪型はいくらでも変えることが出来ます。
髪型をセットすることによって好印象をもってもらうことが大切です。
好印象に見える髪型とは「清潔さ」「爽やかさ」が感じられる髪型を指します。
企業は証明写真を見て就活生をイメージする!
前にも述べましたが、企業は証明写真を見て就活生をイメージします。
証明写真でわかるのは、顔と髪型です。
そのため、証明写真が相手に与える印象はとても大きく、写り方が重要になります。
「写り方ひとつでそんなに変わるの?」と思う人もいるかもしれません。
結論から言いますと大きく変わります。
企業は、応募してきた就活生の合否判断を履歴書1つでしなければいけません。
そのため履歴書でいかに良い印象を企業に与えることが出来るかが大切です。
では、印象良く見えるようにするにはどのように写るのが良いのか?
それは就活に適した髪型にセットすることで解決します。その髪型については次のパートで説明していきます。
証明写真で好印象に見える男子の4つの髪型
証明写真で、相手の印象を良くするには髪型が重要であり、その髪型は清潔感のある爽やかな髪型が望ましいです。
この対策さえしておけば、面接に進める確率は大きく向上します。
写真で好印象を相手に与える髪型は、おおまかに4つあります。
ここではひとつひとつ具体的に紹介していきます。順番にみていきましょう。
おでこと眉毛がしっかり見える長さ
前髪は眉毛がしっかり見える長さが好印象です。
おでこを出すことで表情が明るくなり、活発で清潔感がある印象を与えることが出来ます。
前髪はかきあげか分けて爽やかな印象に
前髪は長すぎると重そうな印象を与えてしまい、清潔感に欠けてしまいます。
短くカットして爽やかな印象にするか、長めでも左右対称にし、耳にかからない程度に調整するとすっきり見えて良いでしょう。
襟足の長さは切り揃えておく
襟足はスーツの襟にかからない程度の長さがベストです。
もみあげも長すぎると不潔な印象を与えてしまうので短く整えておいた方が無難です。
スタイリング剤を使った清潔感のあるヘアセット
就職活動において、お洒落な髪型を意識する必要はありません。
気になる部分にスタイリング剤を使用することで、より清潔感を相手に与えることが出来ます。
ただしつけすぎには注意です。適量で髪をセットして写真撮影に望みましょう。
このように自分で髪型を工夫する手段はいくらでもあります。
自分の顔の輪郭に合った髪型にして、自分の良さを最大限にアピールすることで相手に好印象を与えましょう。
就活男子が証明写真を撮るときにおすすめするスタイリング剤3つ
証明写真を撮るときにスタイリング剤を使うことで、自分をよく見せることができますが、逆もあります。
自分に合わないスタイリング剤を使用してしまうと、髪型が決まりすぎてしまいかえって逆効果です。
印象が悪くなってしまう可能性もあります。
そのため、自分に合ったスタイリング剤を選択することが重要です。
ここでは、髪質に合わせた失敗しないオススメのスタイリング剤を紹介していきます。それではみていきましょう。
キープ力抜群 ロレッタ ハードゼリー
「ロレッタ ハードゼリー」は普段、髪型をセットする習慣がない人でも使いこなせるように作られています。
一度髪になじませた後でも水を少しつけると再び髪を自由に動かすことが可能です。
セットに慣れていない人にオススメです。
セット後にはこれ マンダム ルシードヘアスプレースーパーハード
「マンダム ルシードヘアスプレースーパーハード」はセット後キメたスタイルを一日中キープします。
湿気に強く、雨や湿度の高い日も髪型が崩れません。
こちらは髪質が硬い人や髪の量が多い人に適したスタイリング剤です。
雨や湿気にも強いので、面接時の天気をみて、これを選択してもいいかもしれません。
就活ではムースも大活躍 HG スーパーハードムース
「HG スーパーハードムース」は硬い髪質の方やクセ毛の方でも、しなやかにまとまる髪型にセットでき、長時間キープできるのが魅力です。
質感重視であまり固めすぎないスタイルならムースがオススメです。
今回紹介したもの以外にも様々なスタイリング剤があります。
こちらで紹介したオススメのものを使ってみたり、それ以外の自分にあったものを探してみたりしてはいかがでしょうか。
スタイリング剤を使用することで、より清潔感を相手に与えることができるでしょう。
証明写真でこの髪型は NG!2つの注意点
証明写真を撮るときにやってはいけない髪型があります。
就職活動を不利にさせないためにも注意点をおさえておく事が必要です。
ここではおおまかな2つの注意点を紹介します。
ワックスの付けすぎでガチガチ
ワックスを付けすぎでガチガチな髪型は、相手に対して強すぎる印象や威圧感を与えたり、清潔感がないと思われがちです。
ワックスをつけすぎることによって、不真面目で不潔な印象を与え、かえってマイナス評価に繋がる可能性もあります。
毛束感を出しすぎた髪型
毛束感は髪の毛が束になっている状態のことをいいます。
そのため、毛束感を出し過ぎた髪型にしてしまうと、個人によって顔の印象が大きく変わってしまいます。
場合によっては、消極的で暗い印象を与えたり、不潔な印象を持たれたりしてしまいます。
このような髪型は、お洒落さを出すには適していますが、面接では清潔感や真面目さを重視した髪型が求められるので注意が必要です。
まとめ

就活において証明写真が企業に与える印象の重要性を紹介してきました。
結論として、企業が就活生を最初に知る材料として重要視するものは、証明写真であることがお分かり頂けたと思います。
人間の第一印象は顔で決まると言っても過言ではありません。
就活生が最初に好印象を得るためには髪型がポイントになります。髪型を変えるだけで、人生を左右する就活の合否が変わるのです。
前髪を短くしてみたり、顔周りをすっきりさせて表情が明るく見えるようにしてみるだけで印象を大きく変えることが出来ます。
また、自分にあったスタイリング剤を上手く活用することで、爽やかさや清潔感を感じさせられ、更に好印象へとつながること間違いなしです。
今までの自分のイメージを変えることにもなってしまう可能性はありますが、「今の自分では印象が良くないかも」なんて思った方は、今回紹介した方法を取り入れて、自分なりにアレンジしてみることで、大きな可能性を見いだせるかもしれません。
ぜひ、参考にして頂き、無事に就業出来るようになればと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

地方国立大の文系を卒業して現役の人事として活動しています。元々はキャリアコンサルタントとして学生向けの就活支援を行っており、毎年数百名の就職サポートをさせていただきました。最近は特に、オンライン就活のトレンドやマナーや作法に興味関心があります。