就活に臨むにあたって、身だしなみに気を使う人はたくさんいると思います。
その中でも1番気を使うのは顔と髪型だと思います。
自分の顔は相手の印象に関わる大事な要素です。
顔の印象によって相手に伝わる印象は大きく変わってしまいます。
「相手によく見られるには、どんな髪型にしたらいいんだろう?」こんな悩みを抱えている男性もいると思います。
今回は髪型を決めるのに顔の大事なパーツである「おでこ」について考えながら、それにあった男性の髪型を紹介していきたいと思います。

地方国立大の文系を卒業して現役の人事として活動しています。元々はキャリアコンサルタントとして学生向けの就活支援を行っており、毎年数百名の就職サポートをさせていただきました。最近は特に、オンライン就活のトレンドやマナーや作法に興味関心があります。
おでこが広いって?どう見られてる?

「男性でおでこが広い人ってどう見られているんだろう?」おでこが広いと自分で自覚がある人はこんな悩みを抱えているのではないかと思います。
おでこが広い男性は、実年齢以上に見られたり、薄毛に見られたりしてしまいます。
自身が明るい性格であれば、そんなふうには見られないかもしれませんが、全員が全員そうではありません。
「暗くて地味な人は駄目なの?」そんな声が聞こえてきそうですが、そんな事はありません。
髪型を工夫することによって、いくらでもおでこの広さを解決させる方法はあります。
「おでこが広い」基準とは
男性のおでこの広さの基準は、一般的に顔全体の3分の1が平均とされています。
おでこの広さは眉毛からおでこにかけての長さです。
人の顔の大きさはおおよそ20〜22cm位が平均とされています。
ですので約6〜7cm以上であればおでこが広いとされます。
おでこが広い人の印象は?
おでこの広い方は、前にも述べましたが、実年齢以上の年齢に見られがちです。
それだけでなく、薄毛にも見られてしまいます。
このように人によっては悪く見られる可能性があり、面接では損してしまうかもしれません。
おでこが広いだけで、上記のようなマイナスな印象を人に与えてかねません。
ですので、可能な限りおでこの広さを解消する対策を取る必要があります。
この対策については次のパートで解説していきます。
面接官に好印象な就活男子の髪型3つ
ここでは、面接官に好印象な髪型について解説していきます。
ここで紹介する髪型を実践すれば、相手に好印象を持ってもらえるでしょう。
それではみていきましょう。
前髪は眉毛にかからない長さ
前髪を使っておでこの広さを隠しがちになりますが、面接官に対しては逆効果です。
前髪で眉毛が隠れてしまう位長いと、暗そうなイメージや不潔そうなイメージを持たれてしまいます。
長さとしては眉毛にかからない程度の長さに調節し、顔が相手にはっきり見えるようにすることが大切です。
そうすることで、相手には爽やかな、清潔感ある印象に見られるようになります。
髪色は暗く真面目さをアピール
茶髪、金髪、赤、ヘアカラーは挙げたらきりがありません。
色々なカラーに挑戦したいと思う方もいるかもしれませんが、髪の毛は黒がいいです。
明るい色にしてしまうと、どうしても相手にチャラそうに見られたり、不真面目そうに見られてしまいます。黒等の暗めな色にすることで、相手には誠実に見られます。
ワックスをつけて清潔感を出す
「整髪剤をつけてないと髪型がビシッと決まらない」そんな方は少量のワックスを「気になる部分にだけ」つけて調整しましょう。
つけすぎはNGです。適度な量に調整して髪を遊ばせつつ、清潔感を出していきましょう。
面接官にとって印象の良い髪型とは「顔立ちのはっきりした暗めな色の髪型」です。
これに注意して髪型をセットすれば、面接官から好印象を受けること間違いなしです。
ぜひ実践してみてください。
おでこ広い男子におすすめする就活ヘア4つ

前パートまではおでこが広い男性に向けた髪型の対策を紹介して来ましたが、こちらでは思い切ってヘアスタイルチェンジを検討する男性に向けて就活用のおすすめヘアスタイルを紹介していきます。
おすすめできるヘアスタイルは全部で4つあります。
どれもおすすめのスタイルなのでぜひ参考にしてください。それではみていきましょう。
センターパート
センターパートは前髪を真ん中で分けることにより、髪の毛で顔を隠さず、全面的に顔を出すスタイルになります。
センターパートにすることにより、相手から自分の顔がはっきり見えることで、清潔感や爽やかな印象を相手に与える事ができます。
アップバング
男性向けのアップバングは前髪をかきあげて、顔を全面に押し出すスタイルになります。
このヘアスタイルは、分け目等を気にしないで髪をかきあげて作り出すスタイルです。
おでこが広すぎる人には向きませんが、「おでこがちょっと平均値より長い」「顔が小顔」これに当てはまる方は似合うはずなので、ぜひこのスタイルに挑戦してみてください。
流し前髪
ドライヤーやくしを使いながら前髪に動きをつけて楽しむヘアスタイルです。
このヘアスタイルの特徴は誰でもすぐに実施できますし、似合わない人は少ない所です。
誰にでも合うスタイルだと思います。
ただ、前髪が長すぎる状態で実践してしまうのはおすすめしません。
場合によっては髪で眉毛や目が隠れてしまいますので、眉毛より少し上位の前髪の長さの方はぜひ実践してみてください。
ベリーショート
最後はベリーショートです。
前髪に気をつけたり、おでこの広さを気にしたりしたくない方はこのスタイルがおすすめです。
バッサリ切ることで顔の印象がハッキリ相手に伝わります。
敢えて注意することは、おでこの広い方は、前髪を2㎝位残しておくと良いです。
少し残しておくことでおでこの前に前髪が少しかかり、おでこの広さを隠すことができます。
以上がおすすめのヘアスタイル4選になります。
どのヘアスタイルも、面接官には好印象なので、自分の顔の特徴に合わせて、ベストなヘアスタイルに挑戦してみてください。
就活男子が髪型で気をつけるべきの2つの注意点
就活中の男性が髪型で気をつける事は、悪い方向に個性を出しすぎないことです。
せっかく就活用の髪型にしても、個性を出しすぎていると相手には良い印象を与える事ができません。
では、具体的にどんなことに注意するべきなのか?ここでは2つの注意点について解説していきます。
明るい髪色にしない
明るい髪色は、どうしてもチャラそうな印象や不真面目そうな印象を持たれてしまいます。
髪型と暗めな髪色で就活に挑戦するのが望ましいです。
なるべく髪の色を暗めな色にセットして、就活に適した髪型で面接に臨んで下さい。
毛束感を出しすぎない
髪の量が多い人だと起こりがちな問題点です。
毛束感とは髪を束ねる事を指します。
ワックス等の整髪剤を大量につけて髪型に束感を出していきます。
髪型のアクセントとして束感を少し出す程度なら良いとは思いますが、出し過ぎはNGです。
あまりに決まり過ぎた髪型は、面接での印象は良くないです。
束感の目安は男性向けの就活ヘアスタイルカタログを参考にしながら、適度に調整してください。
まとめ

今回はおでこの広さに悩んでいる人に向けた、解決策の髪型やヘアスタイルについて紹介してきました。
結論から言いますと、おでこが広くても、清潔感ある髪型や髪色で臨めば、相手からは好印象に見られますし、スムーズに面接を行うことが出来ます。
人は見た目で中身を判断してしまうものです。
せっかく上手に面接が出来ていても、髪型や髪色で相手に与えてしまう印象は大きく変わってしまいます。これはどんな人にも言えることです。
清潔感を出し、イメージを良くする対策は誰にでも出来ます。ぜひ実践して、希望の会社の内定を勝ち取りましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

地方国立大の文系を卒業して現役の人事として活動しています。元々はキャリアコンサルタントとして学生向けの就活支援を行っており、毎年数百名の就職サポートをさせていただきました。最近は特に、オンライン就活のトレンドやマナーや作法に興味関心があります。